28日、利根町園原の薗原ダムにて「2022薗原湖堰堤（えんてい）まつり」が開かれました。

ダムの点検放流に合わせた催しで、クレストゲート（非常用放流設備）からの豪快な放水が目玉。当日、ダム堤頂の市道は歩行者天国となり、グッズや地場産野菜の販売もありました。

催しは平成30年に初開催、通算4回目（令和2年度は開催無し）。新型コロナウイルス感染症対策のため、限定400名の完全予約制で開催。点検法流が始まり、最大水量に達すると参加者の歓声がかき消されるほどの轟音に包まれました。

参加者は配布された雨がっぱに身を包み、全身に降りかかる水しぶきから身を守りながら楽しんでいる様子でした。

27日夜には、宿泊者限定でダム愛好家の宮島咲さんの講演会と夜ダム見学会も開かれました。主催は老神温泉観光協会などでつくる実行委員会。ダム周辺には老神温泉、南郷温泉しゃくなげの湯や「台湾紅茶の父」新井耕吉郎の胸像が移設された薗原湖の水辺など魅力的な観光スポットが数多くあります。

ダム堤頂付近には駐車場があり、イベント日以外でも駐車場からダムを眺めることができます。（広報）